ネットワークエンジニアのつれログ

仙台のIT企業トライポッドワークスに勤務する遠藤一義のブログ。ネットワーク、仕事、個人のことなど、徒然なるままに書き綴ります。

覚えておくと便利なコマンドプロンプトの操作

こんばんは。

遠藤です。

朝夕はだいぶ冷えてきましたね。

明日24日は、楽天の優勝パレードが仙台で行われます。
ちょうどトライポッドワークスの仙台本社オフィスの目の前を通るんですよ。
会社に行けば、上からパレードを見ることができます。

 

さて前回、コマンドプロンプトは、ネットワークコマンドを使う上で必要なものとお話ししました。

そこで、覚えておくと役立つTipsを紹介します。

 ネットワークコマンドは、コマンドにより、いろいろなオプションがあります。

それを毎回打ち込むのは大変です。 

実は、コマンドプロンプトは、実行したコマンドを記憶してます。
*その時に実行したオプションも含めてです。 

履歴を記憶してるなら、次に同じコマンドを使うときに使わない手はありません。

実際には、下記のような状況があると思います。

  • 同じコマンドを繰り返し実行する
  • 同じコマンドでもオプションに指定する値が少し違う
  • スペルミスをして、正常に実行できなかった

こんな時に使うと便利であり、効率的にコマンドの実行ができます。

と、いろいろ言いましたが、実際にやってみると簡単です。

要は、この操作を知っているかどうか??なんです。


操作は簡単で、コマンドプロンプトで<カーソルキー>の上下矢印(↑、↓)キーを操作するだけです。 

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 上矢印(↑)キーを押すと、直前に実行したコマンドが表示されます。もう1度押すと、さらに1つ前に実行したコマンドが表示されます。 
上矢印キーを押し過ぎたときは、下矢印(↓)キーを押すと戻すことができます。 

実行したいコマンドが表示されたら、その行を修正したい場合には、左右矢印(←、→)キーでカーソルを移動し、内容を修正することができます。

あとは、修正後に、[enter]キーを押して実行するだけです。

一から打ち直さなくていいので、非常に便利です。これで長いコマンドを何回も打ち込む必要がなくなるのです。

ただし、コマンドプロンプトを閉じると、コマンド履歴はリセットされるので、その点だけは注意が必要です。

是非覚えてください。


小さなTipsですが、みなさんのお役に立てますように!! 

では次回に。